自民党総裁選、河野氏が所信「実行力任せて」 法人税の減税にも言及

自民党総裁選2021自民

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 河野太郎行政改革相は所見発表演説会の冒頭、「政治を通して人と人が寄り添う、ぬくもりのある社会をつくりたい。それが私のゴールだ」と主張した。1年前の菅内閣発足後に規制改革の要望を受け付けたところ、要望より悩みや不安の声が多かったとし、「政治の至らなさを深く反省した。社会に分断が起きている」と感じたという。

 初当選以降、「世の中を便利にし、新しい価値を生み出すことを邪魔している仕組みやシステムと徹底的に戦ってきた」と主張。新型コロナウイルスのワクチン接種について、担当大臣として1日100万件の目標を達成したことなどを挙げて、「河野太郎の実行力に任せていただきたい」とアピールした。

 政策は「コロナの前に戻るのではなく、新しい未来につながる投資を」として、子育て支援強化と、官民のテレワーク徹底を挙げて「東京から社員が地方へ移った企業には法人税減税をやってもいいかもしれない」と述べた。また、再生可能エネルギーへの投資を政府が率先すると主張。「いつの日か、再生可能エネルギー100%も絵空事ではない」とした。

 経済については「アベノミクスで大きく動いたが、残念なのは賃金に波及しなかった」と指摘。企業が社員の賃金を上げれば「法人税の減税をする」とした。年金制度改革も「守るべきは年金制度ではない、将来の年金生活だ。一番、今やらなければいけないこと」と言及した。外交は「国際秩序が分断されようとしている中で、価値観を共有する国々としっかりと連携をしていく」と述べた。