新生銀の行方を左右 「食べるなキケン」の買収防衛策 

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小出大貴
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 新生銀行は17日、取締役会を開き、ネット金融大手SBIホールディングス(HD)から一方的に提案されている株式公開買い付け(TOB)に対し、買収防衛策を導入することを決定した。「ポイズンピル」と呼ばれ、食べたら毒がまわるという意味の防衛策は、どのような仕組みでSBIの買収攻勢を防ぐのか。

 先に仕掛けたのはSBIだった。9日夕方、突如、新生銀へのTOBを翌日10日から始めると発表。新生銀の株の保有割合を今の約20%から48%になるまで買い増して連結子会社化することを狙うとした。そのため、他の株主に売ってもらえるよう、直近の価格から4割近く上乗せした1株2千円で買い取るとした。

 新生銀は「事前の連絡を受けておらず、当行取締役の賛同を得て実施されたものではない」と表明。SBIの提案への賛否を明らかにしない一方で、水面下で買収防衛策の検討を始めた。

 新生銀関係者によると、導入…

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