茨城の一家4人殺傷で容疑者を起訴 地検、刑事責任問えると判断

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林瞬、伊藤良渓、西崎啓太朗
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 茨城県境町の住宅で2019年9月、この家に住む夫婦が殺害され、子ども2人が重軽傷を負った事件で、水戸地検は17日、埼玉県三郷市の無職岡庭由征(よしゆき)容疑者(26)を殺人罪などで起訴し、発表した。

 茨城県警は5月、夫婦を殺害した容疑で岡庭容疑者を逮捕。処分保留とした上で、長男への殺人未遂容疑と次女への傷害容疑で再逮捕していた。地検は6月7日から3カ月間、岡庭容疑者を鑑定留置して事件当時の精神状態を調べ、刑事責任を問えると判断した。

 県警や地検は、岡庭容疑者の認否について明らかにしていないが、捜査関係者によると、1回目の逮捕直後の取り調べでは否認し、その後は黙秘に転じているという。

 捜査関係者によると、県警は過去に面識のない人を刃物で襲うような事件に関与したことがある人物を調べ、岡庭容疑者が浮上した。

 起訴状などによると、岡庭容疑者は19年9月23日午前0時40分ごろ、小林光則さん(当時48)宅に侵入し、2階で寝ていた光則さんと妻美和さん(同50)の首や胸などを刃物で複数回刺して殺害。その後、廊下を挟んだ子ども部屋で、当時中学1年の長男(15)の足などを刺して重傷を負わせたうえ、小学6年だった次女(13)の両手にスプレーのようなものをかけ、やけどを負わせたとされる。

 岡庭容疑者は16歳だった1…

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