「おまえ、浮いてる」で気づいた レジェンドが認めた川崎の控えGK

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照屋健
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 この8年間で出た公式戦は、1試合のみ。それなのに彼は、契約を打ち切られることもなく、プロアスリートであり続けている。

 サッカーJ1・川崎フロンターレの31歳、安藤駿介。今は控えのゴールキーパー(GK)だ。

 常に、自分に問いかける。

 日々、成長できているか。その姿は、周りにどう映っているか――。

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 最後に公式戦のピッチに立ったのは、もう5年も前になる。

 「一日一日を必死にやっていると、あっという間に感じるんですけど。振り返ると長いですよね」

 プロ13年目。中学、高校の下部組織時代も含めれば川崎に最も長く在籍する選手で、選手会長の肩書も持つ。試合に出られない日々は苦しくないのか。そう問うと、「よく聞かれますよ」と苦笑いしながら言った。

 「昔はありました。この感情を、どこにぶつければいいのか、と。でも、今はつらいとか、そういう感情をなるべく持たないようにしているかな」

 2009年。入団当初は、とがっていた。

 「自分の考えは絶対正しい…

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