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コロナ感染、子どもの割合が4分の1に迫る 学校でのクラスター最多

会員記事新型コロナウイルス

市野塊
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 新型コロナウイルスの感染者に占める18歳以下の割合が増え、4分の1に迫ることが国立感染症研究所の分析でわかった。これまで全体の1割程度で推移していたが、8月から急増。12歳未満はワクチンを接種できないため、割合が相対的に上がったとみられる。

 感染研によると、全感染者に占める18歳以下の子どもの割合は4月から増加傾向で、8月に入って顕著に増えた。9月上旬には2割を超え、1週間あたりの感染者は1万人を超えている。

 一方、65歳以上の割合はワクチン接種が進んだ4月以降に大きく減り、全体の4分の1を超えていたのが1割以下になった。

 厚生労働省が感染者情報を管理するシステム「HER―SYS(ハーシス)」のデータで確認したところ、子どもの感染場所は自宅が最も多かった。感染場所がわかる8月の1万2194人のうち、自宅で感染したのは3~5歳で74・4%、6~12歳で83・8%、13~15歳で75・6%、16~18歳で57・1%。学校での感染は6~12歳で6・6%、13~15歳で13・9%、16~18歳で23・9%だった。年齢が上がるほど学校での感染の割合が高く、活動が広がるためとみている。

 小学校でのクラスター(感染者集団)の発生も増え、9月6日からの週は、前週の3倍以上となる32件。夏休みが終わり、学校での活動が再開した影響とみられ、集計を始めた4月以降で最多だった。

周囲がワクチン接種を

 専門家は家族や教職員へのワクチン接種を進めて、子どもへの感染を防ぐ必要があると指摘する。新型コロナ対策を厚労省に助言する専門家組織が16日に開いた会見で、感染研の脇田隆字所長は「小学生以下はワクチンがうてない。今後、子どもたちにさらに感染が広がる可能性はある」と話した。(市野塊)

3~18歳の新型コロナウイルスの主な感染場所(8月)

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