キュリー博士に続け、女性研究者の賞を創設 ポーランド大使館も協力

桜井林太郎
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 科学技術振興機構(JST)と在日ポーランド大使館は17日、国際的な活躍が期待される日本の若手女性研究者を表彰する「羽ばたく女性研究者賞(マリア・スクウォドフスカ=キュリー賞)」を創設すると発表した。ノーベル賞を2度受賞したポーランド出身のマリー・キュリー博士の名を冠した。最優秀賞の受賞者には賞金50万円、奨励賞2人には各25万円が贈られる。

 対象は、2022年4月1日時点で博士学位取得後5年程度までの女性研究者や博士後期課程の大学院生ら。出産などによる研究活動休止期間は考慮する。第1回となる今回は、10月1日から12月13日まで自薦と他薦で応募を受け付ける。

 選考委員は男性4人、女性5人の計9人で、米イエール大の岩崎明子教授(免疫学)が選考委員長を務める。書類と面接で審査し、来年5月に受賞者を発表して表彰式を開く予定。

 科学技術分野では女性研究者の活躍が期待されているが、女性は、アイデアを育むのに重要な20代後半から30代前半に結婚や出産などが想定され、一層の支援が必要だとして創設が決まった。(桜井林太郎)