全トヨタ労連、衆院選は「同じ志の人」と連携 立憲ににじむ距離感

近藤郷平
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 トヨタ自動車系の労働組合でつくる全トヨタ労働組合連合会(全ト)の鶴岡光行会長は17日、名古屋市内で記者会見し、次期衆院選について、「同じ志の人、お世話になった人がいる。地域のみなさんの声を聞きながら臨みたい」と述べた。共産党との選挙協力を進める立憲民主党との距離感をにじませた。

 全トは、組合員数が35万8千人にのぼる自動車総連傘下の最大の労組だ。立憲民主に不信感があるとされる。

 定期大会を前に記者会見した鶴岡会長は、自動車総連出身の国会議員が国民民主党に所属していることなどから、「政策で一番近いのは国民民主」と説明。衆院選で国民所属の候補を中心に連携する考えを示した。

 全トはもともと旧民主党系との関係が深い。ただ政策実現のため自民、公明両党も含めた超党派で連携する必要があると判断。今月、与野党4党の愛知県組織などと、脱炭素に向けた自動車業界の対策を議論する「懇話会」の設置を愛知県に求めた。(近藤郷平)