「殻を破ったら面白い」 後援会長「ケンカ嫌いの文雄君」に見た成長

有料会員記事自民党総裁選2021

大久保貴裕
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 自民党総裁選が17日午前告示され、河野太郎行政改革担当相(58)、岸田文雄政調会長(64)、高市早苗総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)の4氏が立候補を届け出た。29日に投開票され、新しい総裁が決まる。

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複数の報道機関によるインタビュー会合に臨む自民党の岸田文雄前政調会長=2021年9月14日、東京都千代田区永田町2丁目

 「ケンカ嫌いだった文雄君の顔つきが変わった。ここまで強気の姿は見たことがない」。岸田文雄氏の地元・広島市。後援会長の伊藤学人(がくひと)さん(71)は、出陣式の様子をリモート中継で見守った。岸田氏の父・文武元衆院議員(故人)の代から親子2代を支えてきた後見人だ。

 初当選の1993年から、年に数回は顔を合わせてきた。言葉選びに慎重な岸田氏が、名門派閥「宏池(こうち)会」の会長に就いた2012年ごろから、「総理」「日本を担う」との単語を口にするようになった。高みを目指す姿勢はうれしかったが「いまだに真面目なことしか言えない。これで大丈夫なのか」と、心配しながら出演番組を見ることも増えた。

 「枠にとらわれた行動しかで…

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