四国の地盤データ偽造 社内調査で「76件以外に偽造はなし」

足立菜摘
[PR]

 松山市地盤調査会社ハイスピードコーポレーションが、四国3県で戸建て住宅とアパート計76件の地盤調査データを偽造していた問題で、同社は17日、社内調査の結果、76件以外に偽造は見つからなかったと発表した。偽造があった物件の地盤は今後、第三者の有識者も加えて再調査する。

 76件はいずれも同じ社員(今年5月に退職)が担当していた。同社は、社員が昨年4月の入社から退職までの間に1人で担当した202件に加え、昨年11月から偽造が判明した今年4月までに他の社員が担当した747件のデータも改めて調査し、ほかに偽造はなかったと結論づけた。

 愛媛県は同社に対し、建築基準法に違反する行為がなかったか報告を求めている。県によると、県内で偽造があったうちの14件分については16日までに、同社と建築士、施工者の連名で「違反行為はなかった」との報告があったという。(足立菜摘)