本当は脱がないんです! 「野球拳おどり」を商標登録にした思いとは

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照井琢見
写真・図版
「松山まつり」で披露される「野球拳おどり」。野球拳発祥の伊予鉄グループも、おどりを披露する=2019年8月、松山市、松山商工会議所提供
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 ♪や~きゅ~う~す~るなら~。宴会芸「野球拳」をもとに生まれた松山市の郷土芸能「野球拳おどり」が商標登録された。昨年9月に松山市と松山商工会議所が出願し、今年8月26日付で特許庁が認めた。おどりのブランドイメージを守りたい。野球拳発祥地の思いがかなった。

 野球拳おどりは、松山市の夏祭り「松山まつり」(実行委員会主催)で披露される。地元企業や団体が「連」と呼ばれるグループを作り、思い思いの衣装で参加。「アウト、セーフ、よよいのよい」のかけ声にあわせて軽妙に踊り、中心市街地を練り歩く。知名度は、同じ四国の徳島・阿波踊りや高知・よさこい踊りに及ばないかもしれないが、松山の誇るべき夏の風物詩だ。

 まつりの事務局がある松山商議所の中矢斉(ひとし)事務局長(46)によると、商標出願は、コロナ禍で昨夏のまつりをオンライン開催したことがきっかけだった。「夏祭りのコンテンツとしての『野球拳おどり』と、祭りと関係のない『いやらしいコンテンツ』が混同されることを懸念した」

 インターネットで「野球拳」と検索すると、上位には、女性の服を脱がせるゲームや、アダルト動画が出てくる現状があった。

 「野球拳おどりの名前を使っ…

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