芋煮会 煮え切らない気持ち 山形県が看板「4人以内 短時間で」

会員記事新型コロナウイルス

上月英興、辻岡大助
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 秋の行楽シーズンに河川敷で催される芋煮会は山形の風物詩の一つだ。涼風を感じながら、長時間、大人数でワイワイガヤガヤ、心も体も芋煮でホッコリ。だが、例年繰り広げられるそんな光景が今秋、影を潜めそうだ。

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 山形県は17日、芋煮会での新型コロナウイルス感染防止を呼びかける看板を県内各地の河川敷などに設置した。

 近くで「日本一の芋煮会フェスティバル」が開催され、「芋煮会の名所」とされる山形市白川町の馬見ケ崎川の河川敷。県の担当者らはその堤防に、今年の芋煮会について「普段一緒にいる人と4人以内(同居家族は除く)、短時間で」「会話の際は不織布マスクの着用を」などと記したA3判サイズの立て看板を木づちで打ち込んだ。

 看板は県内の河川敷46カ所のほか、広場で芋煮会が開かれてきた県管理ダム13カ所の計59カ所に設置された。11月上旬まで掲示される。県防災危機管理課の柴崎渉課長は「大人数、長時間の芋煮会の開催は新型コロナの感染リスクを高める。今週末の連休を控え、そうした機会は避けてほしい」と話している。

 県は今月15日をもって感染拡大防止特別集中期間を終えたばかり。例年のように大人数による芋煮会で盛り上がってしまえば、感染の再拡大を引き起こしかねない。

 吉村美栄子知事は8日の会見で河川敷などでの芋煮会について、記者から人数制限の考えを問われ、「本当に山形県の食文化とも言える大事なもの」としつつ、「他県ではバーベキューなど野外での会食に起因する感染事例が多数確認され、屋外だから大丈夫だということはない」と指摘。「芋煮会大丈夫ですよ、ということは申し上げられない。今年だけなんとか我慢を」と自粛の必要性を強調していた。

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