「ずっと苦しかった」 藤井聡太三冠、棋王戦は敗退 斎藤八段の勝利

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佐藤圭司
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 将棋の藤井聡太三冠(19)=王位・叡王・棋聖=が17日、大阪市福島区関西将棋会館で指された第47期棋王戦(共同通信社主催)の挑戦者決定トーナメント(挑決T)の3回戦で斎藤慎太郎八段(28)に109手で敗れ、ベスト8入りを逃した。藤井三冠が今期棋王戦で挑戦者になる可能性が消えた。

 終局後、勝った斎藤八段は「なるべく攻め合いになるように指していった。途中で指せそうかなと思ったが、終盤は分からなかった。最後は、なんとか残せているかな、と思った。(前回の藤井三冠との対局では)中盤で悩みが多かったので、本局は序盤で早めに指そうと意識していた。今期棋王戦はまずまず順調に指せていたと思う。これまで棋王戦は縁が無かったが、今期はなんとか、と思います」などと話した。敗れた藤井三冠は「途中からはずっと苦しかった。本局に関してはチャンスを作れなかった。実力をつけて、また来期」などと話した。

 棋王戦は、将棋界に八つあるタイトル戦の一つ。現在のタイトル保持者は渡辺明棋王(37)=名人、王将と合わせ三冠=で、挑戦者は渡辺棋王に五番勝負(例年2~3月)を挑む。

 藤井三冠は、10月に開幕す…

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