痴漢、盗撮許しません 金城学院大生が撲滅ポスター制作

高絢実
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 【愛知】金城学院大(名古屋市守山区)の広告研究会の学生たちが痴漢や盗撮などの防犯啓発ポスターを制作した。愛知県警守山署と連携したもので、17日から投票による選考が始まり、選ばれた作品が駅などで展示されるという。

 ポスターは10種類。「あなたの行為、みんな見てます」「その行為 家族にバレても大丈夫?」などのキャッチコピーで、被害防止を呼び掛けている。

 事前に他県警や過去の作品を調査。加害者と被害者それぞれに直接訴える内容と、社会全体に呼び掛ける内容があると分析したうえで制作した。会長の柴田真衣さん(3年)は「部内でも友人が電車で痴漢に遭った話をしていて、身近な話題でした。ポスターで被害を減らせたら」と話す。

 17日には同大で守山署から感謝状が贈られた。同署の墨修明生活安全課長は「女性で被害に遭うかもしれない年代や、その周りの人たちにも広く響くと思う」と話した。

 投票は23日まで大学構内やホームページで在学生から受け付ける。選ばれた作品は10月から名鉄瀬戸線やゆとりーとラインの駅で掲示される。同署によると、管内では今年、女性に対する痴漢や盗撮、声かけなどの相談が計77件寄せられているという。(高絢実)