若い教員に伝えたい 「私の部活動指導は間違っていた」と

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編集委員・中小路徹
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 「若い時は、ストレスをぶつけるだけの情けない人間でした」

 そう話すのは、関東の公立中バレーボール部で部活動指導員を務める60代の男性だ。中学教員を定年後、学校外の指導者として任用されている。

 かつてはバレー部の顧問として指導に燃えた。「勝ちたい、勝たせたい。自分がバレーで成長できたこともあって、部活指導をしたくて教員になったようなものでした。たたくのも必要悪、と考えていました」と打ち明ける。

 ボールをわざと顔に当たるように投げる。詰め寄って「逃げるんじゃない」とにらむ。試合に出しておきながら、「使えないよ」と矛盾した言葉で威圧し、従わせた。

コロナ下の運動部活動、どうする?

アンケート「コロナ下の運動部活動、どうする?」の回答を9月27日14時まで募集しています。回答はこちらから。

 時は1980年代。校内暴力が頻発し、部活動は更生の場としての意義も語られ、男性はますます厳しくした。「でも、勝てませんでした」

 40歳を超え、バレー部がな…

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