イラン、上海協力機構への加盟手続き開始 アフガン政策で中ロと歩調

有料会員記事アフガニスタン情勢

テヘラン=飯島健太、モスクワ=喜田尚
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 17日まで2日間開かれた上海協力機構(SCO)首脳会議では、2005年からオブザーバーだったイランの正式加盟に向けた手続きの開始が決まった。イランはSCOを主導する中国、ロシアへの接近を鮮明にし、欧米に対抗する足場を強める思惑がある。

 SCOは中ロ、中央アジア各国、インド、パキスタンの8カ国で構成され、会議はタジキスタンの首都ドゥシャンベで開かれた。

 イランのライシ大統領は17日、首脳会議で米国を念頭に「国際秩序は多極化へ移行している。世界の平和と安定に対し、覇権国家はテロと並ぶ脅威だ」と主張。「相互の信頼や協議、互恵、平等、多文化尊重といった上海協力機構が持つ精神は、今世紀の和平に不可欠だ」と強調した。

 ライシ師にとって8月の就任後、初の外遊。同行したアブドラヒアン外相は加盟手続きの開始を受け、ツイッターで「アジア重視を掲げる我が国の外交政策に極めて重要だ」と述べた。

 イランは2006年から計4…

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