竹下亘衆院議員が死去、74歳 竹下派会長、食道がんを公表し療養

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 自民党竹下亘衆院議員が死去したことが18日、わかった。74歳だった。19年1月に食道がんを公表。同党竹下派の会長職を続けながら、治療に当たっていた。今年7月に体調不良を理由に次期衆院選に出馬せず、政界を引退する意向を表明していた。

 NHK記者、兄である故竹下登元首相の秘書を経て、2000年に兄の政界引退表明を受けて衆院島根2区の地盤を引き継ぎ、初当選した。当選7回。党総務会長や国会対策委員長のほか、第2次、第3次安倍内閣で復興相を務めた。

 18年4月には、兄が立ち上げた「経世会」を源流に持つ「平成研究会」を額賀福志郎元財務相から引き継ぎ、竹下派の会長に就任。同年9月の党総裁選では、安倍晋三首相(当時)の対立候補となった石破茂元幹事長支持で派閥の一本化をめざしたが、衆院側で安倍氏を支持する議員が大勢となり、事実上の自主投票となった。

 19年1月に入院治療後に同年11月に復帰したが、体調が十分に戻らず、今年5月以降は国会や派閥の会合を欠席していた。