公文書改ざんや「桜を見る会」どう対応? 総裁選候補者の答えは

自民党総裁選2021自民

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 18日に行われた自民党総裁選候補者による討論会(日本記者クラブ主催)では、森友学園をめぐる公文書改ざん問題にどう向き合うかについても質問が出た。

 岸田文雄政調会長は「調査が行われ報告書が出されている。これが行政のありようだ。司法において裁判が行われ、検察の調査も行われ、民事の裁判も行われている。それぞれの立場で調査なり報告書が行われ、行われようとしている」と述べた上で、「そういったものをしっかり踏まえた上で、国民の皆さんの問題に対する納得感という観点において政治の立場からしっかり説明していくことが大事だと思う」と語った。

 同じく森友問題について河野太郎行政改革相は、「少なくとも調査についてしっかりと行われた」とした上で、「この問題で心を痛めている方がいらっしゃる。その方の心の痛みにしっかり向き合わないといけないというのはあるんだろうと思う。お目にかかってお話を聞くのであったり、いろんなことが考えられると思うが、政治の責任と言えばそこが残っているのかもしれない」と語った。

 森友問題の再調査について17日に言及した野田聖子幹事長代行は、「幹事長代行になってさまざまな補選にかかわったが自民党がことごとく落選した」と振り返り、「コロナの対策だけではない。ずっと様々な問題を抱えたままで、有権者に明らかになっていないので疑心暗鬼になっている」と強調。「行政までは調査がきているが、行政と私たち政治はコインの裏表。我々の仲間が疑われているのであれば、そうでないという証明もしていかないといけない。そういう動きが本来自民党の中でやっていかないといけない。それをやっていないことは事実」として再調査に意欲を示した。

 安倍晋三前首相が主催した「桜を見る会」を巡る問題について高市早苗総務相は、「(当時)総務大臣政治資金規正法公職選挙法を所管する立場から何度も答弁に立った。安倍総理自身が長時間の審議の中で答弁をされた内容については、法律に照らし合わせて私も誠実に答弁を続けてきたつもりだ。現在刑事手続きがまだ終わっていないので、なかなかコメントがしづらい。あれだけ長い国会審議で説明はされていると思う」と説明。

 衆院調査局によると安倍前首相が国会で118回の虚偽答弁を行ったことについては「本人が虚偽と思って説明されていたわけではないし、答弁を作らないといけないので安倍事務所やいろんな問い合わせをして、法に照らしてきっちりした答弁をしたつもり」と擁護した。