コロナは?年金や経済は? 自民総裁選4候補、討論会での主張と質疑

会員記事自民党総裁選2021

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自民党総裁選の候補者討論会で記念写真に納まる、(左から)河野太郎行政改革相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行=2021年9月18日午後1時55分、東京都千代田区
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 自民党総裁選に立候補した河野太郎行政改革相、岸田文雄政調会長高市早苗総務相野田聖子幹事長代行の4氏が18日、日本記者クラブ主催の討論会に臨んだ。新型コロナウイルス対策や年金、経済政策などをめぐり論戦を繰り広げた。

河野氏「デジタルの力借り、社会を便利に」

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河野太郎行政改革相

 ワクチン接種は良い調子で進み、11月の前半にはほぼ希望者は打ち終えると思う。3回目のブースターも必要な量は確保した。簡易検査キットを安く大量に、政府が後押しして検査できる体制をつくる。

 自宅療養の方の健康管理モニターなど、デジタル技術を使ってコロナにあたらなければいけない。デジタル行政を入れることで、集団でしか見えなかった行政が個を見ること、プッシュ型支援を行うことができるようになった。コロナ後はデジタルの力を借り、社会を便利に、付加価値あるものにしなければならない。

岸田氏「成長と分配、日本型資本主義めざす」

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岸田文雄前政調会長

 コロナはゼロにすることは難しいが、通常に近い社会経済は取り戻すことはできる。鍵はワクチンと治療薬だ。11月までに希望者全員の接種を完了し、年末までに経口治療薬の開発、普及に努め、支援をする。人流抑制と病床確保、医療人材の確保、数十兆円規模の経済対策を全体像を示しながら進めていく。

 電子化したワクチン接種証明、大量の検査キット、国産ワクチンなどを用意し、生活を維持していく。コロナ後は、格差の是正が重要。成長と分配の好循環による新しい日本型の資本主義を目指していく。

高市氏「リスク最小化へ、大胆に国費を投入」

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高市早苗前総務相

 コロナ対策は治療薬を全国幅広く普及させる。ワクチン、治療薬の国産化に向けて生産設備に対してしっかり投資する。事業者、生活困窮者を守るために、大胆な財政出動を行う。

 コロナ後には、国民の命、安全を守ることを重視したい。リスクの最小化に資する危機管理投資に対し、大胆に国費を投入する。危機管理投資は国内での需要に加え、同じ課題を抱える海外にも展開することで成長投資にもなりえる。薬をつくる力を強化し、医療提供体制も強化する。公立病院の維持も含め、しっかり対応したい。

野田氏「こどもまんなか、パラダイムシフト起こす」

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野田聖子幹事長代行

 一番不安なのは重症化で、ワクチン接種1回目を速やかに行い、2、3回目に向け体制を整える。風邪はかかりつけ医に行けるが、コロナは行けない。危機の間は暫定的なサブホスピタルを用意し、重症化しないように国が責任を持ってやっていく。

 11歳以下のワクチンに向けて、望む人に投与できるような段取りをしていく。コロナで見えたことは、へこみ。元々弱かった女性、子どもがへこんでいる。これは多様性の原点で、立て直すために「こどもまんなか」政策で新たなパラダイムシフトを起こしていく。

【ノーカット動画】日本記者クラブ主催で行われた自民党総裁選立候補者による討論会

〈候補者間での質疑〉

岸田氏→野田氏 党改革は 

 Q 岸田氏 国民に大きな政…

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