休職して10日、私は金髪になった 姉のLINEが世界変えてくれた

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若松真平
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 昨年9月、草野(@gorei3nomune)さんは休職した。

 もともと仕事は激務だったが、テレワークになって一日中働いているような状態だった。

 ビデオ通話アプリ「スカイプ」の着信音が鳴るたびに、ビクッとする日々。

 深夜2時に上司から連絡が来て、説教されたことが何度もあった。

 パワハラについて部長に相談したが、かえって上司の当たりはきつくなった。

 自分のダメなところをリスト化するよう言われ、まとめているうちに「私は迷惑をかけているんだ」と思うように。

 食事中に突然涙が止まらなくなり、ずっと耳が詰まったような感覚で病院に行ったら、突発性難聴と診断された。

 出勤途中、駅の通路を歩いていると、いつも同じおじさんがぶつかってくる。

 狭い歩道を歩いていると、フードデリバリーの自転車が猛スピードで突っ込んできて、舌打ちをしてよけていく。

 隣の人のイヤホンから音漏れしているのに、自分に向かって罵声を浴びせてくる人もいた。

 なんて生きにくい世の中なんだろう。もう何もできない、したくない。

 休んで10日ほど経ったころ、姉からLINEで連絡が来た。

 休職のことを知らずに「金の…

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