河野氏に質疑が集中、「改革」に異論が相次ぐ 自民党総裁選の討論会

有料会員記事自民党総裁選2021

池尻和生
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 自民党総裁選に立候補した河野太郎行政改革相(58)、岸田文雄政調会長(64)、高市早苗総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)の4氏が18日、日本記者クラブ主催の討論会に臨んだ。河野氏の唱える「改革」に対し、他候補から異論が相次ぐなど、政策論争が本格化した。

 討論会では冒頭、新型コロナウイルス対策や今後の社会像が問われた。

 ワクチン接種の担当閣僚を務める河野氏は「ブースター(ワクチンの3回目接種)にも必要量は確保している」と説明したが、政権のコロナ対応をめぐる自身の責任には触れなかった。岸田氏は数十兆円規模の経済対策を進めるとしたほか、高市氏は危機管理投資の必要性を訴えた。野田氏は希望すれば11歳以下でワクチン接種できるようにすべきだとの認識を示した。

 候補者同士の討論では河野氏に質疑が集中。最低限の年金を保障する河野氏の年金改革について、岸田氏と高市氏が財源をただすと、河野氏は「資産・収入が一定以上ある人には(最低保障の)その分はお出ししない」などと説明した。

 河野氏が唱える「核燃料サイクル政策」の見直しについては岸田氏が疑問を呈し、河野氏は、高速増殖原型炉「もんじゅ」廃炉に触れ、サイクル政策が事実上行き詰まっているとの考えを強調。「核のごみ」について、「現実的な処分方法をどうするのかをテーブルに載せて議論した方がいい」と述べた。

 安倍長期政権の「負の遺産」…

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