河野改革案に「無理」「不可能」 3氏から包囲網、河野票を切り崩し

有料会員記事自民党総裁選2021自民

岡村夏樹 星野典久
【ノーカット動画】日本記者クラブ主催で行われた自民党総裁選立候補者による討論会
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 自民党総裁選の討論会(日本記者クラブ主催)は、年金制度や原発のあり方など、国民の負担を伴う議論に河野太郎行政改革相が踏み込んだ。ほかの候補がこれに異論を突きつける形で、社会の将来像について論戦が交わされた。一方、安倍・菅両政権で相次いだ不祥事など過去の総括には、総じて及び腰の姿勢が目立った。

 討論会で最も白熱したのが、河野氏が主張する年金改革案をめぐる応酬だった。

 「財源についてはどう考えているのか」

 口火を切ったのは高市早苗総務相だ。河野氏の改革案は、消費税を財源に最低限の年金額を保障するというもの。いまの基礎年金は保険料と税金で賄っており、払った保険料に応じて年金額が決まる。このため、最低額を保障するには、新たな財源が必要になるという点を突いた形だ。河野氏は「収入が一定以上ある人には(最低保障分は)出さないことで金額は制限できる」などと反論したが、高市氏は「制度的に無理がある」と指摘した。

 さらに、岸田文雄政調会長

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