自民公認、現職から差し替えで推薦 長崎4区、発言への不満収まらず

自民2021衆院選

原口晋也
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 自民党長崎県連は18日、次期衆院選の長崎4区で、前地方創生相で現職の北村誠吾氏(74)にかわり、前県議会議長の瀬川光之氏(59)を公認候補として党本部に推薦することを決めた。

 北村氏は昨秋、地方創生相を退任する際、「(訪問先の各地で)ほら吹いてきた」と発言。こうした言動を地域支部が問題視し、公認の再考を求めた。党本部は昨年末、「現職優先」の原則を踏まえて北村氏公認の方針を示したが不満は収まらず、瀬川氏への差し替え要求の動きに発展していた。

 この日の県連の選挙対策委員会では、投票による多数決の結果、22対12で瀬川氏が上回った。続く常任総務会では「『現職優先』の党の原則を軽んじるべきではない」といった意見も出たが、選対委の決定を尊重する形で瀬川氏の推薦が決まった。

 決定後、北村氏は報道陣に対して「結果は結果として受け止め、党本部の決定を待つ。決定には従う」と語る一方で「党本部は、私を公認候補の内定者として確認している。私を解任する手続きが必要になる」と逆転への期待をにじませた。

 長崎4区では立憲民主党新顔で元県議の末次精一氏(58)が立候補を表明している。(原口晋也)

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