文化芸術活動中止・延期の損失、個人平均80万円 大阪市調査

新型コロナウイルス

添田樹紀
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 新型コロナウイルスの感染拡大による文化芸術への影響に関して調査をした大阪市が、結果を公表した。4~7月に公演や展示などを中止・延期した個人、団体・事業所はいずれも約75%で、損失は個人が平均80万円、団体・事業所が平均1127万円にのぼった。

 市は8月17~31日、大阪府内在住か府内を活動拠点としている俳優や美術家、劇団やライブハウスなどにウェブアンケートをし、個人458人、団体・事業所204カ所から有効回答を得た。

 公演や展示などの中止・延期による8月~来年3月の損失見込みは、個人が平均66万円、団体・事業所が平均804万円だった。

 困っていることを複数回答で尋ねると、個人では、「創作発表の機会が失われた」が75%で最も多く、「創作発表の準備や稽古ができない」が54%、「生計の見通しが立たない」が44%と続いた。

 団体・事業所では、「観客や顧客が戻ってこない」が71%、「創作発表の機会が失われた」が60%、「団体・事業所の活気が失われた」が51%だった。

 必要とする支援は複数回答で、個人、団体・事業所のいずれでも「損失分の補塡(ほてん)」が最も多く、「活動の再開や新規事業展開に向けた支援」が続いた。

 市は調査結果を踏まえ、文化芸術の回復に向けた支援策を検討する。(添田樹紀)

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