「付き添いない教育参加を」医療的ケア児の親ら要望 支援法施行で

寺尾佳恵
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 たんの吸引や人工呼吸器胃ろうといった医療的ケアが必要な子どもたちの支援法が施行されるのに合わせ、保護者らでつくる団体が17日、保護者の付き添いなく参加できる教育環境の拡充を求める要望書を大阪府教育委員会に提出した。

 医療的ケア児は全国に約2万人いるとされ、18日に施行された「医療的ケア児支援法」では、基本理念として医療的ケア児でない児童とともに教育を受けられるよう最大限配慮しなければならないという趣旨を明記している。

 要望したのは、府内の保護者や医療、福祉、法律の専門家らで作る「医療的ケア児就学支援の拡充をめざす会」。医療的ケア児の息子(5)を育てる代表の女性(37)は「学校での付き添いを求められることも多く、保護者の多大な負担になっている」と指摘。

 すでに行っている学校看護師や特別支援学校の通学支援を拡充するよう要望した。(寺尾佳恵)