保健所「過労死寸前」「昼夜なく緊張状態」 職員自ら労基署に通報

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加藤真太郎、贄川俊
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 新型コロナウイルスの感染拡大で保健所の忙しさが長期化するなか、埼玉県越谷市保健所で労働基準法に違反する超過勤務が疑われる職員が複数いるなどとして、市保健所の女性職員が春日部労働基準監督署に通報し、改善指導を求めた。通報を受け、市は労基署と相談しながら改善を目指す考えを示した。

 職員は感染症保健対策課の斎藤知春さん(40)で通報は1日付。斎藤さんは18日、市内で記者会見し、「本来、現場で改善するのが一番だが、外部の力も借りて改善につながる動きができれば。越谷だけの問題ではない」と通報したことを公表した理由を話した。

 斎藤さんは昨年4月に保健所に配属された。職員の長時間労働を目の当たりにし、「第3波」の感染まっただ中だった今年1月、有志の職員たちとともに、高橋努市長に対し、保健師の超過勤務の縮減や夜間の電話対応に関する職員の負担軽減などを求める緊急要請書を提出した。

 「管理職も疲れている。心に余裕もなく日々張り詰めた状況が続いている」などの声も添えた。

「管理職はいつも午前0時まで」 月の残業200時間超えの職員も

 通報した文書で、斎藤さんは…

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