三つどもえ決着はいつ? セ・リーグ3強担当記者が座談会

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 今季のプロ野球セ・リーグは阪神、ヤクルト、巨人による三つどもえの優勝争いが続いている。シーズンは残り1カ月余り。3チームとも強みと弱点があり、まだ決着は見えない。大混戦の真っただ中にいる3球団の担当記者が語り合った。※座談会中の表記は、担当球団別にT伊藤、T内田(阪神)、G松沢(巨人)、S藤田(ヤクルト)とします

阪神のマジック点灯は10月10日?

 T伊藤 今年のセ・リーグは本当に分からない。もうすぐ10月なのに、3強に優勝の目が残っている。正直なところ、担当球団がぶっちぎりのほうが優勝原稿の準備もしやすいけれど……。じりじりしたまま、残りの試合数だけが減っていく。

 T内田 どこも決め手がなく、阪神が今のリードを保ったままいくんじゃないかと。大型連勝も連敗もせず、10月8~10日のヤクルト戦(神宮)で勝ち越し、小さい数のマジックが点灯すると予想しています。

 S藤田 甘いですよ。ヤクルトは前半戦こそ阪神、巨人に大きく負け越しましたが、後半戦はほぼ五分。試合数を多く残しているのも有利に働くはず。

 G松沢 巨人は今が「試練の時」と見ています。打線は丸佳浩の不調で5番が決まらない。抑えのビエイラも右ひじの不調で離脱中。24~26日の阪神戦(東京D)が分岐点かと。

打線はヤクルト、巨人は経験

 T伊藤 各球団とも強みと弱点があるんだよね。

 T内田 阪神は八、九回を投げる岩崎優スアレスが盤石。地味ですが植田海、熊谷敬宥らの代走陣が終盤に相手投手に重圧をかけられます。一方、佐藤輝明が2軍落ちしたことで打線に怖さが足りない。

 S藤田 打線はヤクルトがナンバーワン。オスナ、サンタナの加入で、4番村上宗隆頼みではなくなった。先発陣も、ほぼ中10日で慎重に起用されている2年目の奥川恭伸が開花し、頭数がそろった。やや心配なのは抑えのマクガフら救援陣です。

 G松沢 巨人の強みは優勝経験。これに尽きる。不安は投手陣。開幕ローテをつかんだ今村信貴の復帰を期待している。

監督の采配は

 T伊藤 巨人は原辰徳監督が救援陣をガンガンつぎ込む「マシンガン継投」を前半戦から敢行。先発陣も9月初旬から中5日が普通に。アクセルを踏むのが他球団より早いと思っていた。各監督の采配はどうかな。

 G松沢 九回打ち切りを踏まえ、1イニングに3人の代打攻勢など、原監督の腹のくくり方はさすが。今後の勝負どころでより発揮されると思う。

 S藤田 最近、高津臣吾監督からはオーラを感じます。9月7~9日の阪神戦(甲子園)の前は、選手の気持ちを鼓舞するようなミーティングをしていました。球団のSNSでも公開されましたが、「何かあったら僕が出て行く」と。

 T内田 矢野監督はぶれない。継投や代走のタイミングが一貫していて、采配に納得感がある。就任3年目で、楽しくやろうという姿勢も浸透している。

登場曲は「ポニョ」

 T伊藤 では最後に、くすりと笑える注目点を。

 T内田 高橋遥人の打席登場…

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