もがく菊池雄星、9敗目 それでも行動ににじむ「チームのため」

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カンザスシティー=遠田寛生
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 大リーグで1勝する大変さをかみしめていた。

 マリナーズの菊池雄星は18日、敵地でのロイヤルズ戦に先発し3回3失点。9敗目(7勝)を喫した。8月3日のレイズ戦で勝利を挙げて以降、白星から遠ざかっている。

 投げているボールは特別悪くはなかった。ボールが抜けるシーンも何球かはあったが、今季45本塁打でエンゼルスの大谷翔平本塁打王争いをしている捕手サルバドール・ペレスを2打席連続三振。二回2死一、三塁では150キロ台の直球で追い込み、スライダーで空振り三振に斬る理想の配球だった。

 ただ、味方のまずい守備や打ち取った当たりがヒットになる不運も重なり、リズムに乗れない。勝負どころで踏ん張れず、一回、三回ともに2死から失点した。

 前回登板は5回1失点にまとめただけに、言葉には悔しさがにじむ。「前回は力をぬいて、いいバランスで投げられた。それを再現しようと慎重になりすぎた。何かつかみかけては離れる感じ」

 調子が一定しない。6勝してオールスターに選ばれた前半戦を見れば、想定しづらい状況にいる。後半戦は12試合で1勝5敗、防御率5・82。「いい状態に戻したいし、チームの力になりたいという気持ちはある。約3カ月続いている。長いなという感じ」

 首脳陣からはまじめな性格を心配する声が上がる。

 スコット・サービス監督も言…

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