第6回官僚任せと追従に終わった菅外交 退任直前までしたたかなアメリカ

有料会員記事自民党総裁選2021

編集委員・佐藤武嗣
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 菅義偉首相は9日、自民党総裁選不出馬表明後の会見で「避けては通れない課題に果敢に挑戦した」と語り、外交・安全保障で「日米同盟のさらなる強化」を自らの実績に挙げた。

 なるほど、4月には外国の首脳として米国に一番乗りし、バイデン米大統領と会談。そして退陣直前の24日には、米が呼びかけた日米豪印戦略対話(QUAD)首脳会議に出席し、訪米を菅外交の花道にしたいとの思いもあるのだろう。

 だが、「米大統領の菅さんへの親近感の表れ」(官邸関係者)との都合のよい解釈も、「卒業旅行」(自民党閣僚経験者)との揶揄(やゆ)も、どちらも当てはまらない。米国は外交を冷徹に計算しているに違いない。

歴代最長を記録した安倍政権と、その路線を継承した菅政権の計9年はどのようなものだったのか。自民党総裁選、衆議院選挙が迫る中で、記者たちが改めて考えます。

 来月に予定する20カ国・地…

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