波荒い海に落ちた音、水面には女性の姿 気づいた大学生が飛び込んだ

勝部真一
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 和歌山県白浜町の三段壁で、海に投身した女性を救助したとして、白浜署は17日、大学生3人に感謝状を贈った。

 いずれも近畿大学農学部水産学科3年の立田葵葉さん(21)=大阪市▽金理求さん(20)=同▽梶川保亮さん(21)=兵庫県西宮市=の3人は、8月28日午後6時10分ごろ、三段壁付近の磯で釣りをしていて、断崖の上から飛び降りたとみられる女性が水面に漂っているのを発見。梶川さんが海に飛び込むなど協力して女性を助けた。女性は県内に住む50代で、「つらかった」と話していたという。

 3人は4月から9月上旬まで、白浜町にある近畿大学水産研究所白浜実験場で学んでいた。この日、署であった贈呈式には立田さんと金さんが出席し、南伸明署長から感謝状を受け取った。金さんは「音がして飛び込んだのに気づいた。波も荒く怖かったが、助けることができてよかった」と話していた。(勝部真一)