「敏江・玲児」の正司敏江さん死去 「夫婦どつき漫才」で人気

 漫才師の正司敏江(しょうじ・としえ、本名及川〈おいかわ〉キミコ)さんが18日、脳梗塞(こうそく)で死去した。80歳だった。葬儀は近親者で営んだ。喪主は長女及川円(まどか)さん。

 敏江さんは香川県小豆島生まれで、1962年に女性トリオ「ちゃっかり娘」を結成した。その2年後に正司玲児さんと結婚し、68年に夫婦コンビ「正司敏江・玲児」で活動を始めた。舞台でネタを忘れて玲児さんに思い切り頭をたたかれ、殴り返したのをきっかけに生まれた「夫婦どつき漫才」で人気を博した。玲児さんの浮気がもとで76年に離婚した後も、元夫婦コンビとして離婚もネタにして笑わせていた。

 2010年に玲児さんが亡くなった後は漫談などで活動していたが、今年8月末に脳梗塞で倒れて入院していたという。昨年2月2日に大阪・心斎橋角座に出演したのが最後の舞台となった。