日本歴代2位、大会3連覇でも悔しさ 田中希実らの五輪が私を変えた

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辻隆徳
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 「ゴールして涙が出たのは初めて」

 日本学生記録を更新しながら、その涙には、喜びはもちろん、悔しさやもどかしさも込められていた。

 19日に埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場であった陸上の第90回日本学生対校選手権大会の女子3000メートル障害。吉村玲美(21)=大東大=は日本歴代2位の9分41秒43で3連覇を達成した。

五輪に出場した同世代の選手と自分の違い

 8月の東京オリンピック(五輪)は、合宿期間中だった。テレビ越しで目にしたのは、自分とは別の道を進んだ同世代選手の活躍だった。

 女子3000メートル障害にはライバルで同学年の山中柚乃が出場していた。

 さらに、同1500メートルでは22歳の田中希実が8位入賞し、同1万メートルでも、20歳の広中璃梨佳が7位入賞を果たした。

 山中と広中は実業団に進み、田中も大学の陸上部には入らない道を選んでいた。

 大学の部活動で汗を流すのが、間違いだったとは思わない。ただ、進んだ道と立っている舞台の違いに、吉村は感じざるを得なかった。

 「予選で敗退せずに決勝に進…

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