アフガニスタンで爆発、複数人死亡 タリバン狙ったISの犯行か

アフガニスタン情勢

バンコク=乗京真知
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 アフガニスタン東部ナンガルハル州の州都ジャララバードで18、19の両日、イスラム主義勢力タリバンの車両を狙ったとみられる複数の爆発があり、タリバンと敵対する過激派組織「イスラム国」(IS)の支部組織が犯行を認める声明を出した。AP通信などが報じた。

 IS支部は、首都カブールの空港付近で180人以上が死亡した8月26日の自爆テロでも犯行声明を出していた。その後、タリバン治安部門がIS支部の動向を監視してきたが、攻撃を防ぎ切れていない。

 18、19日の爆発について、タリバンは被害の状況を明らかにしていない。地元メディアによると、市内の複数の場所で道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発した。タリバンの車両を狙った爆発とみられ、タリバン戦闘員や周囲の市民ら計数人が死亡したという。

 犯行声明を出したIS支部は2015年ごろから、同州を拠点に活動を本格化させた。一部地域を実効支配し、タリバンとの縄張り争いを展開。同時に駐留米軍やアフガン政府を敵視し、教育施設や宗教施設への攻撃を繰り返してきた。(バンコク=乗京真知