台湾、フルーツまた禁輸で中国に反発 WTO提訴検討、政治圧力訴え

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台北=石田耕一郎
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 中国が害虫の検出を理由に20日から台湾産の果物2種類を禁輸にしたことを受け、台湾当局は「国際的な貿易ルールに反する一方的な措置だ」として、9月末までに中国側が話し合いに応じない場合は世界貿易機関(WTO)に提訴する考えを明らかにした。

 禁輸対象はバンレイシ(釈迦頭)とレンブ。それぞれ台湾の年産量は5・7万トンと4・7万トンで、うち約25%と約10%が輸出に回され、中国向けがいずれも95%超を占める。また、果物の生産総額としても、パイナップルに次いで2位と3位だ。

 蔡英文(ツァイインウェン)総統は19日、自身のフェイスブックに「中国の突然の措置が貿易上の理由から出たのでないのは明らかだ」と投稿し、政治的圧力だとの認識を示した。その上で、「(中国の経済的な嫌がらせは)台湾以外に豪州なども受けており、国際社会に疑念を抱かせている」と批判した。

 台湾当局によると、今年6月…

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