自民党総裁選、若者をどう支援する 公開討論会で4氏が論戦交わす

自民党総裁選2021自民

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 自民党総裁選に立候補している4氏は20日、党青年局・女性局主催の討論会に参加し、コロナ禍での若者政策などについて論戦を交わした。

 河野太郎行政改革相(58)は、生活が困窮する学生などへの支援策として、奨学金をもらう学生が将来の所得に応じて返済額を決める「出世払いのような奨学金はできないかと思っている」と述べた。返済義務のない奨学金を増やすことにも言及した。

 岸田文雄政調会長(64)も、大学の授業料を国が肩代わりし、卒業後に年収に応じて支払うオーストラリアの「高等教育拠出金制度(HECS)」のような奨学金制度の必要性を指摘した。また現金支援の必要性にも触れた。

 高市早苗総務相(60)は河野氏と岸田氏が掲げた奨学金制度に賛成したうえで、食事に困る状況の人もいるとして「子ども食堂への支援とともに、フードバンクへの支援を強化したい」と語った。

 一方、野田聖子幹事長代行(61)は奨学金などに支援を限定せず、速やかに現金給付をすべきだと主張。「学生が将来、大人になったときに労働・消費で戻る先行投資という気持ちで出費すべきだ」と語った。