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「世界最悪の地域に」沖縄の離島で突出した感染者数、難しい抑え込み

有料会員記事新型コロナウイルス

山田佳奈、寺本大蔵
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 沖縄県の離島で8月、新型コロナウイルスの「感染爆発」が相次いだ。人口10万人あたりの1週間の感染者数に換算すると、数百人から1千人という突出した多さだった。離島は医療資源が限られる一方、観光が主産業で生活必需品の輸送もあり、島外との往来を断つのは難しい。島の関係者は感染の抑え込みの難しさを振り返る。

 「世界最悪の感染地域になっている。緊急事態宣言中は、大変厳しい表現になるが来島はおやめいただきたい」

 リゾート地として人気の宮古島市。8月18日、座喜味一幸市長は異例の緊急メッセージを発表した。感染者の増加が止まらず、1週間の新規感染者数は人口10万人あたり400人台に。全国的に「第5波」がピークを迎えたころだったが、同時期の全国や47都道府県で最悪の沖縄県(全体)よりはるかに多かった。

 観光客の中に感染者がいて、そこから市民の家族内感染が広がったとみられる。島内にも外出自粛や感染防止策の徹底を呼びかけ、40人を超えることもあった1日の新規感染者数は8月末に1ケタに落ち着いた。

 那覇市から高速船で約50分の座間味島など約20の島からなる座間味村では、8月中旬に1週間の新規感染者の合計が10人になった。村の人口は約940人で、人口10万人あたりの1週間の感染者数にすると1千人を超える。島の診療所は通常医療を中止し、生活必需品などを載せて島に着く船の定員も3割から半数に制限した。村の担当者は「島でのコロナ対応の難しさを改めて痛感した」と話す。

「濃厚接触者」判断の人よりも対象広げ

 石垣市でも8月24日の新規…

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