プーチン氏与党、ロシア下院選で議席減 安定多数でも政権の信頼低下

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モスクワ=石橋亮介
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 ロシア下院選(定数450、任期5年)の投票が19日終了し、プーチン大統領の与党「統一ロシア」が3分の2超の議席を獲得した。ただ、事前に徹底して反政権派を排除したにもかかわらず、現状の334議席からは後退する見通し。2024年の次の大統領選に向け、プーチン政権には不安の残る結果となった。

 中央選挙管理委員会の中間発表(開票率98・21%)によると、半数を選出する比例代表では統一ロシアが49・79%と過半数に迫る勢い。小選挙区も9割近くで優勢で、改憲が可能な3分の2(300議席)以上を獲得した。

 同党幹部は19日夜、モスクワでの集会で「公平、公正な勝利を祝福したい」と勝利宣言。「体制内野党」と呼ばれる3党も、比例区共産党が19・04%、自由民主党と公正ロシアも7%以上になるなど残りの議席をほぼ独占する見通しで、政権の「議会支配」は維持されることになる。同時に行われた9自治体の知事選でも、政権が支持する候補が勝利を確実にした。

 形の上では議会で安定した勢…

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