「やたら漬」を愛した映画人たち 廃業した漬物屋のドキュメンタリー

会員記事

上月英興
[PR]

 昨年廃業した山形市の老舗漬物屋「丸八やたら漬」が、ドキュメンタリー映画としてよみがえる。創業135年、山形の漬物や蔵の文化を支え、世界の映画人の「夜の社交場」でもあった。オンラインで開催される「山形国際ドキュメンタリー映画祭2021」開会日の10月7日、オープニングで配信される。

 竹のタガを巻かれ、丸く曲がった古い杉板が、粉じんを上げた。直径180センチの漬物だるが、風呂おけに再利用するため、丸のこで輪切りにされてゆく。

 5月、上山市の温泉旅館「三木屋 参蒼来」。やたら漬の漬物だるを譲り受けた経営者の岡崎弥平治さん(66)が、「おしょうゆの匂いがしますよ。まだ生きているね」と語る。

 傍らでマイク付きカメラを構…

この記事は会員記事です。残り950文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。

【10/25まで】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら