中部電力×三菱商事=くらし全般のサービス? 新会社のねらいは

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内藤尚志
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 大手電力会社中部電力と、総合商社三菱商事。昭和の経済成長を支えた両社がお金と人材を出しあって、ベンチャー企業「中部電力ミライズコネクト」を4月につくった。令和の「くらし全般」にかかわるサービスを提供するという。ねらいと課題を、秋山光輝社長(50)に聞いた。

 ――「くらし全般」といわれても、イメージがわきません。

 「生活まわりのインフラとなるようなサービスを展開します。当面は3分野が中心。金融、買い物支援、健康関連です」

 ――多くの企業が手がけている分野で、競争はきびしそうです。

 「私たちは中部電力ミライズ(中部電力の販売子会社)の顧客のデータを活用します。電気の契約者から同意を得たうえで、使用量のデータを追いかけ、異変が生じたときに別居する関係者に知らせる『見守りサービス』を来春に始めます」

 「さらに来春には、量販店のコストコと提携して食品のネット通販も始めます。まずはコストコの品物を扱いますが、東海地区のほかのスーパーや商店の品物にも広げる方針です。うちは社名に『中部電力』と入っているので、知名度不足で警戒される心配もない」

「通販」「見守り」は中核

 ――すでに複数の事業を手が…

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