北海道陸上競技協会が補助金を目的外使用 300万円返還へ

岡田昇
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 北海道は21日、道高齢者マラソン大会の補助金を巡り、2011~19年度の9年間に計約195万円の目的外使用があったと発表した。道は補助金を受けていた道陸上競技協会(道陸協)に対し、違約加算金を含めた約300万円の返還を求めている。

 道高齢者保健福祉課によると、大会の補助金として毎年度、道陸協に28万5千円が交付されていた。調査ができた11年度以降、道陸協は計約108万円を一般財源に繰り入れ、協会の運営費に充てるなどしていた。また、小樽市で大会が開催された14年度以降の6年間、小樽後志陸上競技協会は架空の領収書を作成して、道陸協を通じて補助金計約87万円を取得し、別の大会の宿泊費や交通費などに充てていた。

 道の調査に対し、道陸協は「補助金に対する認識が甘かった」と話しているという。(岡田昇)