無人島に大きな愛、漂流したら結ばれる? ドローンで見えたハート形

福家司
【動画】ドローンで上空から撮影したハートの島「鏡島」=小川直樹さん撮影
[PR]

 徳島県鳴門市の波静かな内湾、ウチノ海に浮かぶ無人島「鏡島」を上空から見ると、きれいなハート形をしている。地元の写真家小川直樹さん(60)がドローンを使って撮影した。インターネットで映像を公開しており、28日から市内のドイツ館で開かれる写真展でも鏡島の写真を展示する。

 島は周囲約150メートル、面積1166平方メートル。小川さんは島がハート形に見えるという話を聞き、今年5月ごろに上空約150メートルから撮影して確認した。

 「満潮の時間帯が特にきれいに緑色の輪郭に彩られたハート形が見られる。コロナ禍で外出がままならない中、こんな島があるんだと多くの人に知ってほしい」と、島の姿の発信を始めた。

 ウチノ海は好漁場として知られ、島の周囲には釣りやカキ、ハマチ養殖のためのいかだが点々と浮かんでいる。渦潮で知られる鳴門海峡にも近い。

 島を管理している堂浦漁協の大山登組合長によると、毎年1月の「竜宮祭」には、組合員らがのぼりを立てた漁船で神職とともに島に渡り、神事を営んできた。島には人の形をした高さ50センチほどの石像が三つ残っているという。(福家司)