各務原市の新庁舎高層棟が開庁 太陽光など活用 岐阜

松永佳伸
[PR]

 岐阜県各務原市役所の新庁舎高層棟が完成し、21日、開庁式があり、窓口業務などが始まった。隣接して建設される低層棟は2023年3月に完成する予定。新庁舎全体の工事費は約87億円を見込む。

 高層棟は、鉄筋コンクリート地上7階、地下1階。延べ床面積は約1万5100平方メートル。外観は旧中山道の宿場町の「連子格子」をイメージしたデザインとなっている。

 市民らが利用する1、2階の窓口は、ユニバーサルデザインを採用し、課ごとに色分けし、ゆとりのある通路になっている。キッズスペースには、県内産の木材を使った「ひこうきの遊具」や「にんじんのおもちゃ」などがある。

 災害対応拠点として免震構造を採用し、自家発電設備がある。経済性にも配慮し、エネルギー消費量を大幅に削減するため屋上には100キロワットの太陽光発電パネルを設置。太陽光を乱反射させて自然の光をより多く採り入れたり、中庭を設けることで自然換気をしたりして、照明、空調の負荷を低減する。

 1973年に建設された旧庁舎は来年6月までに解体し、その場所に鉄骨2階建ての低層棟約1100平方メートルと駐車場を整備する。

 開庁式には市幹部ら約50人が参加した。浅野健司市長は「みんなにやさしい新庁舎にしていくため、職員は来庁者を笑顔にするような丁寧な対応をお願いします。市民の安全安心を実現するため、元気な各務原市をつくりましょう」とあいさつした。(松永佳伸)