国道220号やJR日南線 復旧めど立たず

佐藤修史
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 台風14号の影響で宮崎市内海で起きた土砂崩れで、同市と県南を結ぶ国道220号やJR日南線が寸断。発生から4日たっても、復旧のめどが立っていない。

 国土交通省宮崎河川国道事務所によると、土砂崩れは16日正午ごろ、JR小内海駅の北側斜面で起きた。高さ約70メートル、幅約100メートルにわたって土砂が崩落し、海岸線と並行する国道と線路をふさいだ。

 土砂が大量の水を含んでぬかるみ、雑木も散乱している。二次災害の恐れがあり、現場に重機を運ぶための進入路を慎重に整備している。JRの線路を避けながらの難事業でもあり、21日時点で土砂の撤去作業には着手できていない。

 JR九州によると、日南線は青島―志布志(鹿児島県)を終日運休とし、南宮崎―青島を減便している。

 市によれば、台風14号の際、内海を含む青島地区では床上浸水被害が少なくとも15件、床下浸水が31件あった。内海では、市社会福祉協議会の呼びかけで19~20日に延べ約200人のボランティアが被災住宅の泥やがれきを屋外に運び出す作業にあたった。(佐藤修史)