「若手議員はしっかり意見を」 自民党総裁選、若手党員の注文届くか

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 国のあり方や新型コロナウイルス対策などを巡り、候補者4人が論戦を交わす自民党総裁選。若手党員にはどう映り、新たな総裁や自民党に何を期待するのか。九州・山口の党員からは、「脱派閥」や「世代交代」など党の刷新を求める声が相次いだ。

 福岡県飯塚市の飲食業の男性(40)は、今回の総裁選を「派閥の拘束が強くない横並びの状態」と見る。「各候補は自由に議論でき、選ぶ側の議員や党員もしがらみなく判断できるのではないか」と話す。

 安倍晋三前首相が再選された2018年の総裁選で初めて党員投票の資格を得た。その数年前、地元の議員事務所を手伝っていた縁から、総裁選での1票が実質的に日本の首相選びにつながると考えて入党した。

 総裁選の結果によらず、党内で若手の発言力が増すことを期待する。「今後、党内の世代交代を進めるためにも、若手議員はしっかりと意見を言って、ベテランも若手を育てて欲しい」

 福岡市出身の大学生、水谷安里さん(18)は、この夏休み自民党衆院議員の事務所でインターンシップを始め、父の勧めで9月に入党した。投票資格はないが、総裁選への関心は高い。

 現政権の新型コロナ対応は「同じことの繰り返しで、緊急事態宣言の効果も薄くなった」と指摘。自分の周りでも菅義偉首相を見る目は厳しく、「退陣は仕方がない」と受け止めた。

 少子高齢化は深刻だが、危機感を通り越して諦めに似た感情を持つ若者は多い。それだけに自民党は大組織であっても「若者も議論に加われるような政党であってほしい」。ツイッターでの発信力など若者にも身近な河野太郎行政改革相に期待する。省庁でのハンコ廃止の取り組みなど「判断も早くて、言ったことをしっかり成し遂げるイメージがある」とみている。

 福岡市の会社員男性(37)…

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