ディズニー周辺を抑え地価上昇率トップ 続々着工、波にのる千葉の町

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三嶋伸一
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 千葉県は22日付で、今年の基準地価(7月1日時点)を発表した。新型コロナウイルスの影響は商業地に強く出ており、浦安市の商業地の平均変動率は2019年16・8%増▽20年9・1%増▽今年1・5%減と、マイナスに転じた。

 不動産鑑定士で県地価調査鑑定評価員代表幹事の佐藤元彦さんは「東京ディズニーリゾート新型コロナで入場制限や(20年の)休園が重なり、ホテルやインバウンドの需要が減ったのではないか」と話す。

 県全体の商業地は0・4%増(前年1・4%増)だった。上昇幅は縮小しており、佐藤さんは「今年もまん延防止等重点措置などが続き、飲食店などへの影響は昨年よりも大きかった」と指摘する。

 一方、住宅地は、19年0・3%増▽20年0・2%減▽今年0%と、下げ止まった。東京隣接地や東京湾アクアライン周辺の多くは上昇傾向を維持した。佐藤さんは「コロナ前には戻っていないが、昨年後半から中古住宅や中古マンションの価格が上昇するなど、回復の兆しがある」と分析する。

 千葉市若葉区は、20年の0・2%減から今年0・3%増と上昇に転じた。中古住宅に若い世代が入居し始めていて、新型コロナで狭い都心より広くて安い郊外を求める若い人が増えた可能性があるという。

 基準地価は林地を除き1平方メートル当たりの価格を調べたもので、一般の土地取引などで使われる指標。県内59市区町村で計857地点(住宅地690、商業地131、工業地25、林地11)を調べた。

オリンピック効果、商業地・住宅地ともにトップの町

 商業地、住宅地とも上昇率で…

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