バイデン演説、「中国」は言わず 同盟・友好国との連携にも揺らぎ

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ワシントン=園田耕司、パリ=疋田多揚、ニューヨーク=藤原学思、ブリュッセル=青田秀樹
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 バイデン米大統領は21日の国連総会の演説で、同盟国・友好国との連携を最重視する考えを強調した。だが、かけ声とは裏腹にバイデン外交の根幹であるその連携が揺らぎ始めている。

 「我々は(政権発足から)8カ月間、同盟国・友好国との関係の再建や再活性化に優先的に取り組んできた」。バイデン氏は演説で、こう強調した。

 リベラル志向の強いバイデン政権は、「唯一の競争相手」と位置づける中国に対して「民主主義国家対専制主義国家」という概念を打ち出し、主要7カ国首脳会議(G7サミット)などの場を利用して同盟国などと「中国包囲網」を着実に形成してきたはずだった。

 しかし、バイデン外交の歯車…

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