世界自然遺産・知床の滝を限定公開へ 完全予約制で1日100人

神村正史
[PR]

 世界自然遺産・知床の秘湯「カムイワッカ湯の滝」(北海道斜里町)の立ち入り規制エリアが、10月1日から3日間限定で公開される。利用再開に向けた試行事業。完全予約制で1日100人の利用に限る。安全対策のレクチャーなどを受けてから出発する。

 この滝は、天然の温泉が川に流れ込む知床を代表する観光地。しかし、落石の危険があるため2006年以降、利用できるエリアが入り口から上流へ100メートルほどの「一の滝」までに制限されている。今回の事業では、「一の滝」から奥の上流部の利用を試験的に実施。利用ルールや安全対策について、どのように講じるのかを検証する。

 個人による事前予約が基本で、知床斜里町観光協会のホームページ(https://blog.shiretoko.asia/2021/09/blog-post_14.html別ウインドウで開きます)から、利用前日の午後5時までに申し込む。当日の受付場所の知床自然センターで、ヘルメットの貸し出しやレクチャーがある。

 この3日間、滝に通じる道道知床公園線は知床自然センターの先から、一般の車両の乗り入れが禁止される。カムイワッカ・知床五湖方面には、無料シャトルバスが運行される。バスでのアクセスに限定することで現地の混雑や渋滞の発生を防止する。

 予約に関する問い合わせは、知床観光案内所(0152・24・2639)へ。(神村正史)