第2回面接では好印象、SNSでは「こいつキモ」発信 裏アカ調べて不採用

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市原研吾、矢島大輔
【動画】就活生の「裏の顔」知るために業者が調査する「裏アカ」とは
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連載「探られた裏アカ 就活の深層」

 就職希望者が匿名で使っているSNSの「裏アカウント」を探り出し、その投稿内容を調べて報告するよう、業者に依頼する企業がある。就活生らの「裏アカ」を知りたがる事情は何なのか。

 記者は、ネット調査を依頼しているとされる複数の企業に取材を申し込んだ。しかし、取材は断られ続け、「依頼をした事実はありません」と否定する企業も目立った。

 あるネット調査会社の幹部は「こそこそ隠れて調べているというイメージがどうしても拭えず、社会的に批判されることにおびえているのではないか」と言う。

「裏アカ」調査の法的・倫理的問題点は? 識者・専門家の見方

就職希望者が匿名で使っているSNSの「裏アカウント」を探り出し、投稿内容を調べて採用活動中の企業に報告する――。そんな業者の存在が明らかになりました。どんな方法で「裏アカ」を特定するのか。企業はなぜ、そのような情報を求めるのか。日常的に複数のSNSアカウントを使いこなす若い世代は、それをどう受け止めているのか。この連載では、そうした現在の採用活動の実態に迫ります。法的、倫理的な問題についても、個人情報や人権問題に詳しい識者の見方を紹介します。

年間600人調査、10~15人に1人を不採用にする投稿事例

 そんな中で、経営コンサルタント会社「武蔵野」(東京都小金井市)が取材に応じた。

 「面接では自分を見せない人は多い。口がうまい人も。だから『裏の顔が見える』という調査会社の宣伝文句は魅力だった」

 同社の採用部門責任者の小嶺…

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