金融庁、みずほに業務改善命令 障害7回続き、異例の「応急対応」

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西尾邦明
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 金融庁は22日、みずほ銀行持ち株会社みずほフィナンシャルグループ(FG)に対し、一連のシステム障害に関する業務改善命令を出した。2月末のATM停止から障害が7回続き、金融庁は検査を続けている。検査が終わる前の改善命令は異例だが、社会インフラの安定を損なわないように応急対応が必要と判断した。

 これ以上の障害再発を防ぐため、金融庁は改善命令でみずほ側に、将来に向けたシステム更新や保全などの対応を必要最小限にすることを求めた。システムの更新や点検態勢などの改善計画提出を求め、その内容や取り組みを厳しくチェックする。みずほ側の対応が不十分で大規模な障害を再発させた場合、役員の解任を命じるなどのより強い対応をとる可能性もある。

 検査継続中に異例の改善命令を出す背景には、トラブルが止まらないみずほへの不信感がある。4千台超のATM停止など2~3月の計4件のトラブルを受け、みずほは6月に再発防止策をまとめた。しかし、その後の8月以降も障害が立て続けに起きた。監督する側として金融庁が十分な対応をしてきたかを問う声も出ている。金融庁はみずほのシステム管理への関与を強めることで、安定稼働を最優先させる構えだ。

 金融庁は今後、システム障害…

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