警視庁が緊急逮捕の手続きでミス、容疑者を一時釈放 発生場所を誤記

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 車にしがみついた男性を速度を上げて振り落としたとして、男が殺人未遂容疑で緊急逮捕された事件で、警視庁王子署は22日、逮捕の手続きに誤りがあったとして男をいったん釈放し、改めて同容疑で逮捕した。署幹部は「再発防止に努めてまいります」などとしている。

 事件は21日午後にあった。東京都北区豊島3丁目で、自営業の男性(57)がしがみついた軽乗用車を約110メートルにわたって運転して男性を殺害しようとしたとして、署は住所・職業ともに不詳の橋倉祐治容疑者(39)を緊急逮捕した。

 刑事訴訟法では、重大な犯罪が疑われる場合で、裁判官の逮捕状を求めることができない場合は、理由を告げて緊急逮捕できるとしている。その上で「直ちに裁判官の逮捕状を求める手続きをしなければならない」とされている。

 署は、緊急逮捕をした直後に裁判所から逮捕状の発付を受けたが、その際に出した関係資料に発生場所を「北区豊島4丁目」と誤って書いていた。その後、署員が誤りに気づいて逮捕手続きをやり直したという。