米兵が基地から1・2キロの浜に パラシュート訓練中 沖縄・伊江島

国吉美香、寺本大蔵
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 沖縄県・伊江島(伊江村)の米軍伊江島補助飛行場で21日午後4時20分ごろ、パラシュート降下訓練中だった海兵隊員2人が基地の外に着地した。村職員が目視し役場から防衛省沖縄防衛局に通報。防衛局は同日、米側に遺憾の意を伝え、原因究明などを求めた。県や村は22日、「重大な事故につながりかねない」などと防衛局や米側に口頭で抗議した。

 県などによると、米兵は訓練中に風にあおられ、基地を囲うフェンスから約1・2キロ離れた島南部の砂浜と、約200メートル離れた牧草地にそれぞれ着地したという。けが人や被害は確認されていない。

 降下訓練は、日米特別行動委員会(SACO)の合意で同飛行場へ集約するとされているが、地元の求めに反して別の基地で実施されたり、基地外への訓練兵の着地や物資の落下が度々確認されたりして問題となっている。(国吉美香、寺本大蔵)